全粒穀物食品の摂取と2型糖尿病のリスク #PMID32641435

タイトル/著者

Intake of whole grain foods and risk of type 2 diabetes: results from three prospective cohort studies

Huffman FG, De La Cera M, Vaccaro JA, et al.

何を調べた論文か

全粒穀物食品の総摂取量および個々の摂取量と2型糖尿病のリスクの関連

研究参加者/対象者はどんな人か

3つのコホート研究の参加者(糖尿病、循環器疾患、癌を有する者は除く)

  1. The Nurses’ Health Study cohort
  2. The Nurses’ Health Study II
  3. The Health Professionals Follow-up Study

食事調査にはどのような方法を用いたか

半定量食物摂取頻度調査法(semiquantitative food frequency questionnaire) 
※2,3は同様の質問票(1の質問票が拡張されたもの)、1のみ異なる。

統計解析に用いた主な手法

多変量Cox比例ハザードモデル

調整要因:年齢(月)、民族(白人、アフリカ系アメリカ人、アジア人、その他)、喫煙状況(喫煙したことがない、過去に喫煙していた、または現在1~14本/日、15~24本/日、≧25本/日)、アルコール摂取(0、0.1~4.9、5.0~9.9、10.0~14.9、15.0~29.9、≧30g/日)、マルチビタミンの使用(あり、なし)、身体活動(5等分)、modified alternative healthy eating index(5等分)、総エネルギー(5等分)、糖尿病の家族歴(あり、なし)、閉経後ホルモン使用(女性のみ;ホルモン使用なし、過去、現在、不明)、経口避妊薬の使用(あり、なし;女性のみ)

欠損値をどのように処理したか

欠損値の割合が低かったため、直近のフォローアップサイクルの有効値に置き換えた。もしくは、欠損指標を使用した(NA?)。
代入法や感度分析も行っている。

感想

  • 長期間のフォローアップにも関わらず欠損値が少ない(数%)ことに驚いた。欠損値の処理について丁寧に記述してあり参考にできると思った。
  • 参加者数が多いことも関係しているかもしれないが、調整要因が過去に読んだ論文の中でも特に多かった。喫煙状況に関して、過去喫煙、喫煙無し、喫煙のように3分類する研究が多いが、この研究では本数によってもさらに分類していた。
  • 調整要因の一つのmodified alternative healthy eating index が何かわからなかった。調べてみるとHealthy Eating Index (HEI)を修正したものとして、Alternate Healthy Eating Index (AHEI)があり、食事の質を評価する指標として使用されているようだった。

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