フリードマン順位和検定の概要
母集団分布の仮定 | ノンパラメトリック |
群の数 | 2群以上 |
対応の有無 | あり |
使用方法
friedman.test(y, groups, blocks, …)

ベクトルか行列か確認する方法
ベクトルか行列かを確認するには、is.matrix()
やis.vector()
が使える。
s <- matrix(c(1,2,3,4,5,6,7,8,9),3,3)
s
# [,1] [,2] [,3]
#[1,] 1 4 7
#[2,] 2 5 8
#[3,] 3 6 9
is.matrix(s)
#[1] TRUE
is.vector(s)
#[1] FALSE
欠損値の取り扱いについて
friedman.test(y, groups, blocks, …)
上記の式において、groups やblocks にNA(欠損値)が含まれているとエラーとなるため、事前に除外しておく必要があります。
また、もしもyにNAが含まれている場合は、それに対応するブロックは削除されます。
その他の検定方法
データが対応のある2群の比較をしたい場合は、ウィルコクソンの符号付順位和検定を用いる。
対応のない2群以上の比較をしたい場合は、クラスカル・ウォリス検定を用いる。
参考
https://www.rdocumentation.org/packages/stats/versions/3.6.2/topics/friedman.test