カテゴリー 線形混合効果モデル

線形混合効果モデル(Linear mixed-effect models, LMMs)は、固定効果(fixed effect)と変量効果(random effect)の両方を含めることができるモデルで、経時的なデータの解析に良く用いられる。

変量効果を用いることによって、グループ間の相関や時間間相関を考慮でき、さらに欠測値を扱えるなどといった利点を有している。

目的によって、切片だけが変動する モデル :(1:A)、傾きだけが変動するモデル:(0+A|B)、傾きも切片も両方変動する モデル :(A|B)を作ることができる。

このモデルでは、残差と変量効果の両方が正規分布している必要がある。(なお、正規分布以外の分布である場合は、一般化線形混合効果モデル(Generalized linear mixed model, GLMM)が用いられる。)